のほほ~んと

色々あるけど のんびり のほほんと歩きたい

汗は濡れたタオルで拭き取とることがお勧め 体の熱を逃がしましょう。

 

こんにちは。暑い日が続いてますね。

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暑いと出てくる滝のような汗

この汗を皆さんはどのようにふき取っておられますか?

 

身体の熱を逃がすには

噴き出した汗は濡れたタオルでふき取ることがお勧めです。

乾いたタオル等はお勧めしません。それを使うと逆に体に熱がこもってしまうからです。

今回は汗について簡単にまとめてみました。

 

 

汗の種類

  1.  温熱性発汗・・体温を調整 体温を維持するために出る汗
  2. 精神性発汗・・緊張 焦り 怒り ストレス 自立神経の乱れで出る汗
  3. 味覚性発汗・・辛い物等を食べた時に出る汗

 

1 温熱性発汗

  汗が出る時 体温を調整、体温を維持する時

  特徴 ニオイがほぼない。サラサラ汗が多い。持続的に発汗

  汗の出る場所 手のひらや足の裏を除く全身のほとんど

  汗腺の種類 エクリン腺 

 

2精神性発汗 

  汗が出る時  緊張、焦り、怒り、ストレス、自立神経の乱れ等々

  特徴   ベタベタ汗  暑くもないが出る汗 短時間で発汗

     本来はニオイはほぼ無い。ニオイの元を含み特有のニオイがでる事がある。

  汗の出る場所 手のひら、足のうらなどの決まった所に汗腺(アポクリン腺

         ワキ(アポクリン腺とエクリン腺)

  汗腺の種類 アポクリン腺 エクリン腺 

  

 3味覚性発汗

  汗が出る時 辛い食べ物などを食べた時に顔にかく汗

  特徴 食べ終わると汗は止まる

   汗の出る場所 顔 特に額等

  汗腺の種類  エクリン腺

汗の働き

汗は人の体温を調整して維持する働きがあります。

体温調節と体温の維持 

 体温があまりにも熱くなりすぎると人の体や脳にダメージを与えます。

人は汗を出すことにより熱を外に逃がして 体温調節、体温を維持しています。

 

発汗の主な仕組み

 気温が高くなったり、運動をしたときは体温や肌表面の温度が上がります。

 この体温上昇の情報により(体温調節を担っているのは脳の視床下部)汗腺から汗がでて(発汗)その汗が蒸発することにより体温が下がります(気化熱)。

 制汗剤の正しい使い方

汗はニオイが気になりますよね。

つい制汗剤を使いたくなりますが、制汗剤の入ったものは汗腺を塞ぎ体温調節がうまくコントロールできなくなる原因になります。

 制汗剤入りのものは なるべくワキや足(汗が蒸発しにくく体温調節の役目を果たせない部位)に使いましょう。

汗のふき取りに濡れたタオルがお勧めの理由

水分が蒸発するときは熱が必要でこれを気化熱といいます。

水で手を濡らして扇風機にあててみてください。

風をあてることで水の乾きが早くなり かつ手が冷たくなりませんか?

これが気化熱です。水が手の熱を奪い蒸発したのです。

 これと同じ原理で汗が皮膚で蒸発する際に、熱を奪う(気化熱)ことにより体の熱を外に逃がします。結果として体温を下げることができます。

 ※汗を乾いたタオル等で拭き取るとこの気化熱が生じません。結果として体の熱がこもってしまい 外に熱を逃がすことがきず体温が下がらなくなります。

 まとめ

 汗は濡れたタオルでまめにふき取りましょう。

外出時は市販のウエットティッシュで拭く、またはハンカチを水道水で濡らし軽くしぼった状態で汗を拭きましょう。

 もしくは、携帯のスプレーに水をいれ持ち歩き 汗は乾いたハンカチ等拭いた後にこのスプレーの水をふきかける、

 または汗は水道水で洗い流し、乾いたハンカチで軽くおさえ水分は全部拭き取らないようにしましょう。

 

↓汗をハンカチで抑えた後に↓

 

水分はこまめに取りましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日もよい一日となりますように。