母の事を思い出し 当時の遺影の写真選びについて書き綴ってみます。
遺影の写真選び
母が旅立ち
遺影写真は
笑顔で 若々しい写真を選びました。
おそらく
撮影した時の母の年齢と
今の私の年と さほど変わらないのではないかな、、。
写真を決める時のエピソード
父(おじいちゃん)
「ちょっと若すぎないか」
長女と次女
「え~、全然そんなことないよ。普段のおばあちゃんのあの笑顔だよ。」
私
「そうそうおばあちゃんだって女性なんだから綺麗な方がいいよ。
この写真は皆(葬儀の参列者の方々)も見るのだから」。
ということで若々しい(実際に若い頃)写真に決まりました。
葬儀での写真の評判
この写真は葬儀でも違和感なく
実際にお参りにみえる方々も口々に「いい写真だね。」と褒めてくれました。
きっと母も喜んでいたことでしょう。
遺影写真をみる度 元気になれる
今も 仏壇の脇に飾ってあります。
この写真を見る度に この写真を選んで良かったとつくづく思います
明るい母のこの笑顔のを見るたびに心も体も元気になれます。
母の法名(故人につけられた名前)
菩提寺のご住職さまから、母に授けていただいた法名。この字の中に「照」がありました。
その「照」をじっとみていた父
「この字「照」 ばあちゃんにピッタリだね。
おばあちゃんは いつも明るく元気で太陽のように照らしてくれる人だった。
キツイところもあったが・・」←キツイは余計・・。
普段は寡黙な父がそうつぶやきました。
長年連れ添った相方に先立たれた父、
そんな父が「照」という字に癒されている様子をみて 父の母への深い愛情を感じました。私もこんな夫婦になりたかったんだけどな・・・。
最後に
コロナ禍の影響で法事になかなか家族が揃いませんが
この綺麗で若々しい母の写真を見て偲びたいと思います。
いつでも女性は綺麗でいたいですよね。
写真の母を見て感じます。私も年相応に綺麗でいなきゃ。
※「法名」は浄土真宗の「仏名」、「戒名」は天台宗、真言宗、浄土集の「仏名」
お寺さまから故人に授けられる名前。(ごめんなさい詳細はわかりません)