こんばんは。
今日は母のお墓参りをしながら 元旦那の事を思い出しました。
元はモラハラ夫
お金にも細かくて毎月渡される生活費は4万円
小さな子ども3人 私と夫との5人家族
喘息だったこどもの医療費(当時は子どもの医療費助成はありませんでした)が
月に一万ほどかかり、その他諸々、
ギリギリの生活費でした。というか足りない。
勿論、私の物は全く買えない状況でした。
私が身に着けていたものも年季が入っていたようで、そのような恰好で実家へ泊りに行くと
母が必ず新しい下着を買って渡してくれました。
それはグ○ゼの下着。お腹まですっぽりのふんわりタイプの白い木綿のショーツ。
グ○ゼは母のお気に入りでよく「グ○ゼは縫製も生地もしっかりしている高級品」だと言っていました。
結婚前の私だったら、もらっても有難迷惑でしたが(お腹まで隠れるショーツは身に着けないので)
当時は新しい下着が有難かった・・。
ついでに子ども達の分も買ってもらい、食料品もちゃっかり沢山持たせてもらって夫のいる家に帰りました。
お勧め高級品のグ○ゼの下着を 何も言わず 何も聞かずに渡してくれた母
きっと心配をかけていたんだろうな。
母の墓前で 父が まるで生きている母がそこにいるかのように
「おばあちゃん」
と穏やかな声で話しかけ 愛しそうにお線香をあげてました。
お墓に手を合わせながら
長女の結婚の報告と 次女の進路が決まったことを報告。
父のグ○ゼの下着を買って帰宅しました。
先日の夕日です。
最後までお読みいただきありがとうございました。